しもかわら ゆみさんの絵本

 以前お伝えしたことの有る方で,しもかわら ゆみさんと言う方の絵がありました。その方が絵本を出されていて,今年は買って見ました。兎に角絵が可愛かったです。お話しも明るい物で良かったです。

 

 何歳の子がどんな絵本を読むのか全くの無知ですが、大人でも充分楽しめます。

 他にもでていて買って見ようかなあ,と思っています。透明水彩絵具で書かれているそうで,本当に綺麗で可愛い。是非皆様も機会がありましたら,お手にとって見て下さい。きっと気に入ると思いま

す。

 この方の葉書も持っているのですが,とてもじゃないですが、勿体なくて使えません。今年のクリスマスカードはこの人の絵にした方が多かったのですが,皆とても褒めていました。

 兎に角可愛いので,1度読んで見て下さい。

 


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竹下夢二

 竹下夢二というと私はこの絵なのですが、他にも本の装飾や表紙も描かれています。ほんの一例ですが載せて見ます。やっぱり卓越した物がありますね。左右で白と色とに分けていながら左右対称ではない所とか、感心します。さすがだなあと思います。こう言うさりげないやり方を切絵にも取り入れたいものです。

 東京大学の近くに夢二さんの美術館があって、グッズも沢山売っています。今住んで居るところからではもう遠くて、行くことはないと思いますが、又行ってみたいところです。

   

 

 

 家の秋咲きのクロッカスも咲き出しました。今にこの水滴が霜になるのですが、そう遠い日のことではないでしょう。


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選外

 これは片岡珠子さんと言う有名な画家の絵です。彼女は最初二科展に入賞し、以来ずっと落選していました。でも絵を描き続け偉人の人物画なども描き、とても有名になって行かれました.今はとうにお亡くなりになりましたが、学校の先生をしながら絵を決して描くことを辞めませんでした。生徒の絵を描いたり、病気以外は横になって眠ったことがないほど熱心に絵を描いていたそうです。

 私も展覧会で選外の通知を昨日貰いました。自分でも全然ダメだなあという作品だったので納得なのですが、やっぱりへこみました。いまもです。

 片岡珠子さんのような有名な画家の話を持ち出すほどです。これで2回続けて落選しました。切絵をする気がしません。でも、きっと暫くして続けるでしょう。未熟だったのは自分の実力がないせいなのですから、もっとコツコツやって、5年後10年後を目指して頑張ります。残念でした。


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ウィリアム・モリス

 今横浜のそごうでウィリアム・モリス展をやっているそうです。知人の知人がみてきて、お土産をくれました.ブックカバーですが勿体なくて折れ目をつけられません(~_~;) こんな綺麗な壁紙に囲まれて暮らしていたら、感性的にも変ってくるでしょうね。

 ウィリアム・モリスについては「優れた画家」と言う事しか残念ながら存知ませんが、全て植物や動物など自然の物で描かれているのが素敵です。

 私はこう言うデザイン的な物が描けません。描けないと思って努力もしていませんが、例えば切絵の薔薇の花びらの中にピアノを描いたり、ダイアモンドを描いたり・・・といった技がさっぱり出来ないのです。マアそれはそれで個性ですし、何年後かには変っているかも知れませんが。だからウィリアム・モリスには憧れます。こんな壁紙の中で暮らしてみたい!狭い部屋でもきっと楽しい気持ちで毎日いられる気がします。

 

 

 

←タンポポの綿毛が集団で立って風に揺れていました。何となく可愛いので、パチリ。


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福知山城

 再来年のNHKの大河ドラマは明智光秀だそうですね。福知山城の城主です。町は少しずつ盛り上がりを見せています。

 今日はアルバイトの帰りに何時もの、お城の下に併設されている佐藤太清記念美術館で素描画展をみてきました。デッサン力が素晴らしく、色々な角度から書いてあったり、昆虫などどうやってこんなに細かく観察できたのか、と感心しました。鳥などまるで生きているようでした。特に桜がお上手でもう、みたまんま画面に張り付いて居るかのように素晴らしい素描でした。ボタンも見事でした。花と鳥、昆虫がメインで絵を描く楽しさが伝わってくる様でした。

 写真は常設展の物ですが、その綺麗さが少しでも伝われば、と載せて見ました。

 明智光秀については何となくしか知りませんが、大河ドラマを楽しみにしています。その頃にはもっと色んなイベントが行われることでしょう。皆様福知山に1度遊びに入らしてみて下さい。


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雪景色

 今日も朝雪が降っていました。昨日はお休みして申し訳御座いませんでした。

 

 これは佐藤太清(さとう たいせい)さんの絵です。梅だと思うのですが、桜でしょうか?

「旅の夕暮」という題ですので、夕暮れがこんなに暗いのは冬かなと、思ってしまうのですが。いずれにしてもこの絵を見たとき何となく夜汽車からみたのかな、と思ってしまいました。そのイメージをスケッチしたり膨らませてこういう素晴らしい絵にされたのかな、と。

 想像力過剰ですね(^◇^;)きっと。 兎に角夜の中の桜で有り白梅であり、白い花の群れというのは幽玄で美しい物ですね。それをこんな風に描けるなんて、素晴らしいですね。ちらほら花弁が散っているのも叙情的です。

 私も何時かこんな素晴らしい切絵を作れるように頑張ります。


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ガース・ウィリアムズ

今日はガース・ウィリアムズさんです。「しろいうさぎとくろいうさぎ」という絵本をご存じの方も多いと思います。結婚式に贈られる事も多い幸せな物語です。

 私はこの一番上の兎のイラストを見たとき,感動しました。思わずコピーをとってずーっと貼っておいたほどです。毛の一本一本まで描かれた緻密さ,何よりこの表情、只事とは思えませんでした。何故こんなに幸せそうな兎の絵が描けるのだろう?表情が生き生きしている。私は写実的な絵がすきですので,大いに感心しました。

 何かの雑誌に載っていて,内容はもう良く覚えていませんが,確か新聞に挿絵画家として雇われていたとき,ある人の目にとまり,絵本作家になっていったという感じでした。〈あまりに曖昧で申訳御座いません(~_~;))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←こんな小さな入ってしまえば粗末な机からあの兎が生まれたのですから,素晴らしい事ですね。私もああいう絵が描けるようになりたいです。モデルを心から綺麗だと思わないと掛けないのかも知れませんね。興味がおありでしたら、PC等ででも、ご覧になってみて下さい。

 

 

 

 


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村居正之

 昨日は村居正之(むらい まさゆき)さんと言う方の絵を,福知山城に併設されている佐藤太清記念美術館で観てきました。

 今回はエジプトの絵が多くて,見事なラピスラズリ色、群青色、このブログの写真よりもっと深く濃くキラキラ光っていて、行ったこともないエジプトの夜の静けさ,月の光を感じました。

 深い青は心を落ち着かせますが,吸い込まれるようなラピスラズリの色に言葉がありませんでした。もっともっと皆様にお見せしたいです。

寒い中描かれたのか,石はどのぐらいの大きさだったのか、興味は尽きませんでした。現在古稀だそうです。

 「最初に日展に入選してから,50年悩み続けています」と描かれてあるのを読んでしゃがみ込みそうになりましたが,私も生きている限り取り組んで上手くなって行きたいと思います。兎に角見事でした。いって良かったです。


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再びヮイエス

昨日Eテレの日曜美術館を見ていました。再放送で『アンドリュー・ヮイエス』の特集でした。

 以前にも『とっても格好良い絵の好きな画家』としてご紹介しましたが、その奥の背景を知るとかっこいいなんて言ってられないものがありました。

 アメリカの画家で、自らも移民として移民について描いています。

 ←この絵はやはり画家だった父親が踏切事故でなくなた後描かれた絵でした、若い頃のものです。まず父親を踏切事故で亡くすと言う事からの立ち直り、どんなに苦しかったか、そして描き上がった絵のこの素晴らしさ。この少年の不安で孤独で寂しそうな様子の意味がやっと分りました。父の死後、この絵を描く、という奇跡にも思える事に非常に感動しました。

 ほかの絵も移民の苦しい性格を描いていて、いままでとはまったく違った目で見られました。こんなに厳しく苦しいことを美しく描いていたのかと感動しました。作品の背景を知ることの大切さを知った事でした。


安野光雅

 昨日、安野光雅(あんの みつまさ)展に行って来ました。どなたも見たことのある絵だと思います。天動説の絵本の原画等が飾ってありました。細かいのから大きいのまであり、とても間近で見られて幸せでした。

 不思議絵なども以前から好きで、とにかく絵のタッチが優しくて見ていてほっとします。

 210円という入場料に見合うそれでも沢山の展示を楽しむことができました。

 知らない物も沢山あり、絵はがきなどにしてもそんなに変わらないので色々と買って見ました。

 あまり初期と変わらない絵なのが不思議でした。

不思議絵のコーナーがとても面白く、頭の柔らかい人何だな後感心しました。もっと色々お見せ出来ないのが残念です。

 福知山城にひっついている『佐藤太清記念美術館』でやっていますのでお近くの方は是非足をお運び下さい。感心しつつ笑えたり楽しめます。