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中国の切り紙

←これは中国の切り紙です。

何年か前、人に「中国の切り絵って凄い」と聞いて気になっていたので、図書館で本を借りて見ました。(切り紙 藤井増蔵著を参照しています)紀元前から有ったという中国の切り絵は、元々お祭りやお祝いの時に、窓に貼ったり天井に貼ったりした物で、農村の女性がしていた物だそうです。それが現代になり、切り紙作家が増え、図案から作品となり、2009年にはユネスコ世界遺産にもなったと言うことです。今は別のサイトで、20㎝角の額に入った物で、8000円代から販売されていました。作家と言うより、職人の作る工芸品の様です。他に吉祥文字などもありました。

 それこそ少し厚めの紙になされた物が良いとされ、これは少し古い時代のですが、現代版は流れる様な線で魚や龍の作品もあります。

縁起物と言う事で花嫁修行の一つでもあったらしいです。

中国4千年。その間ずっと発展してきたと思うと、敵わないなあと言う気がします。現代の作品など、本当にきちっとミスのない物で、人間業ではないようです。模様が中国らしいのも好ましいです。これなら海外の方にも買って頂くサイトが有るのも頷けました。生活に根付いた物だったんですね。

今の日本で切り絵を作る・・どんな作品を作れば良いのか、よく考えたいところです。

今は色んな面で自由ですね。個性も日本人だから自然と日本らしい物になるのでしょうか?一寸考えたい所となりました。