18.蜻蛉 「夏の真昼」

京都は夏、暑いです。

 

庭によくカラストンボというのか、全身黒いトンボが来ます。


止まっている時、数秒に一度、音もなく羽を開閉します。

 

真夏の昼で人の気配もなく静かな時に、合わせるように無音でハタリ、ハタリ、とやります。

 

時間が止まった様な気がして、何とかして切り絵にしたく思いました。

 

拙い作品で、伝わりきっていないのが残念です。

 

 

 

和紙と洋紙を使用しており、色付けは透明水彩絵の具、顔彩等を使用して居ります。


全て紙で出来ておりますので、水濡れや湿気、直射日光、煙草等による汚れにご注意下さい。


額は木製のモスグリーン色の、壁掛けタイプです。

ガラスが入っています。

 この作品は売り切れました、誠に有難う御座います。

 

 

6000円
額外寸:縦16.8 × 横16.8 × 厚1.4㎝
        (箱は御座いません)