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にじみ

今日はにじみをやってみました。

いつもは和紙でやるので、又一寸違った感じなのですが、手順を追ってみます。

私なりのやり方なので、実際に描いて見られる時、色々試して見て下さい。(顔彩で縫っています。水彩絵具でも似た感じになり、問題ありません)

 

 

① 下絵を描き、色付けしたい所に水をひく。

 

② 一色目。基本になる色を置きます。

 

③ 二色目。水を多めに付け、ぼかして色をつけたい  

  所に点々とおいて行きます。

 

④ もう少し絵具を付け、色合いをはっきりさせま

  す。

 

この感じを繰り返し、どの辺でよしとするかは感じを見ながら遣ります。ついついやり過ぎてしまっても、水で濡らした筆で拭き取るようにすれば、何とかなりますが、繰り返すより、早めに決めてしまった方が上手くいきます。

 水の量は多めの方がよくにじみますが、少なくして絵を描くように為てしまうのも一手です。どんな風に為たいのかによります。何度か練習すれば上手くなって行きます。

 ある程度乾かしてから、普通の水量で塗っていくのもよいですが、折角のみずみずしい感じを損なわない様に為た方が綺麗な気がします。が、人により、絵によりですので、上手な水彩画など見ながらまねしたりして上達して行きましょう。

 

 何となく、水に任せてしまうと上手くいく気がします。色は敢えて反対色のような突飛な色を使って見るのも又面白い物が出来てきます。色々試して遊んでみて下さい。水は多めに、あんまり手を加えすぎない事がポイントです。

 (③④はライトが映り込んでいます。このぐらい水たっぷりで遣ってみて下さい。)

 

本番を葉書サイズに描いて上手に掛けたら、人に送っても喜ばれますよ。楽しんでみて下さい。