もう一つの作品の「涼」です。山ホタルフクロです。
特に新しいわけではないのですが、手直しして出してみました。
この花が5月頃になると、沢山山裾に出ます。毎年機械で刈られても出ます。とても可憐で、名前の通り、花の中に蛍を入れたとか。暗闇に花が明滅したらさぞ綺麗で幻想的でしょうねえ。
蛍のせいか、瑞々しさを感じ、バックは水の流れにしてみました。川岸にこんな花があったら、思わず近づいて見たくなりますね。夏にぴったりの作品になりました。
下を向いて咲く花はとても可憐で健気に見えます。以前から大好きな花です。京都に住む様になって、始めて沢山咲いているのを見て、本当に嬉しかったです。
細かさが足りないのですが、まあそれなりに雰囲気はあるかな、と思います。又作りたい花です。
バックはいつも、自然のままにしたいと思っています。本当は白い花に白っぽいバックはないかな、とも思うのですが、水を濃くすると怖い感じがするかと思い、こうなりました。花を際立たせるために、バックを強い色にするのも手ですが、それにしても
何か自然現象と掛けたく思っています。ありのままが、とても綺麗だと思うので敢えてそうしています。
今はお見せした紫陽花と雨蛙の小さい額を作り始めています。今度はシャキシャキ作ってしまおうと思っています。サムホールサイズももう一つ作りたいので、頑張ります。
もうすぐ山ホタルブクロが咲きます。夏も近いですね。冬が寒く長かったので、暖かさを全身で味わいたいです。
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