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言葉

 ←近所の池の畔に白い藤が咲いていました。近づくととても良い香りで、驚きました。香りの割に、蜂などの虫がおらず、沢山写真に撮れました。何時か切り絵にするつもりです。今から楽しみです。

 

 さて今日は、好きな言葉です。時々良い言葉に出逢うと書き出したりしていますが、これもその一つです。「暮らしの手帖」という雑誌の編集長の、花森安治さんの言葉で、「美しい物は金と暇の中にはない。日常へのしっかりした目と、絶えず努力する手の中にだけある」という物です。この方は、編集長でもあり、その雑誌の表紙の絵をずっと描かれていた方で、その絵は素晴らしく印象的です。 

 何気なく見ている物は、慣れで景色の一つになっていたり、頭で決めつけて固定概念で見てしまいがちですが、一つ一つ新鮮な素直な気持ちで見つめると、発見があります。写生をする時も、見たままを写す、というのが難しいのはその辺にもあるかと思います。いつの間にか、「これはこうなんだ」と自分で思い込んで作り上げてしまっていて、真っ白な気持ちで見ていないのだと思います。白い紙の様に見たままを写せたらどんなに良いかと思います。そして、それから考えること。先入観で物を見てはいけないと言う事も仰っている気がします。

 その上で、怠けないこと。私もとても耳が痛いですが、常にコツコツと、進歩が見られないようでも続けていくことの大切さだと思います。私もなかなか時間が経たないと進歩も分かりにくいですが、ある絵の先生が、一作一作必ず進歩している、といわれていて、それを信じて取り組んでいる毎日です。進歩というか変化かもしれませんが。お金があるとやはり努力を怠りがちでもありますしね。大変な様でも、そうしてこつこつ努力しているのは、とても幸せな事だと思います。

 

 

←川辺に咲いていたシャガです。誰が植えたわけでもないでしょうに、群れ咲いていました。見事な物でした。綺麗な花を見ると、切り絵にしたくなります。これまた何時か作品にしたいです。

 

 

 

もう一つ好きな言葉がありますが、長くなりすぎますので、明日にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←カイちゃんです。どんな夢を見ているのでしょうか?良くお休み・・・。