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ミュシャ

 アルフォンヌ・ミュシャの「月光」です。

先日ネットで買ったポスターが届きました。模造紙サイズの大きさで、迫力があります。

 ミュシャは最初に好きになった画家かもしれません。アールヌーボーの時代に大活躍して、ポスターを沢山描かれました。その後画家として活躍され、スラブ叙事詩の大作をいくつも描かれました。

 ポスターは女性のしっかり肉のついた体や、流れる様な線、何しろデザイン性、バックの模様の美しさなどよく知られた所です。四季の連作や、花や宝石に女性をたとえたポスター、女優のポスターなど、数々の美しい絵があります。

 この「月光」も如何にも秘密めいた女性の感じが月光にぴったりで、色も落ち着いて良く、大きいので、毎日見る度に別世界に連れて行かれます。月光なので、上から見下ろす感じに貼りたい思い、狭い部屋で天上近くから貼っています。

 やはり好きな絵のある生活というのは良い物ですね。絵は衣食住には関係無いですし、腹の足しにはなりませんが、やはり、人の生活に必要なものだと言う思いが、このポスターを見ていて強くなります。心で生きているので、当然ですよね。衣食住、健康、そこに心の健康も含めて考えて、もっと絵を生活に取り入れたい物です。

 私も人の心を明るく出来るような切り絵を作れるように頑張ります。