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雨蛙

↑朝から、ずーっと夜まで、同じ所に同じポーズでいました。不思議な生き物です。

 雨蛙が好きです。雨蛙を見るとその日はラッキーな気がします。親指の先位しかなくて、黄緑色でお腹が白くて、愛らしいです。

 雨蛙の子供の頃は、極小サイズです。梅雨の雨のある日、田んぼから山に移動するのを毎年見ます。田んぼ、道路、山、と言う配置が暫く続く所があり、雨の日に通りかかると、見られます。雨粒にしてははっきりした何か砂利の小さな物が跳ねていて、それが道一面にいます。小銭入れに入るお守り(お金が返る)位のサイズの、胡椒の粒のような物が、左から右へ移動中です。バイクの時などはよけきれずキット踏んでいることと思いますが(~_~;)、こんなに田んぼにいる物なのか、と思うほどです。

 その姿を思うと、こうして出逢う雨蛙は、よくぞここまで大きくなった物だ、と感無量の気分になります。

 小さな小さな生き物、大切に見守りたい物ですね。これから切り絵にも、アクセントとして(?)

登場させ様かなあと思っています。見付けたら、「あ、遣ってる」と思って暖かく見守ってやって下さい。