· 

ミュシャ画集

↑スラブ叙事詩より

↑四つの花「ユリ」

↑チェコスロバキアY.W.C.A

 先日ご紹介したアルフォンス・ミュシャの画集を買ってしまいました!(*´ェ`*)

お値段2400円。主に50代以降のスラブ叙事詩の展示会の公式カタログです。アール・ヌーボーの頃のも見たかったのですが、今回はこれにしました。

 やはり素晴らしく絵が上手で、スラブ叙事詩はパリから故郷のチェコに帰り、屋敷に籠もって、近所の農民にポーズをとって貰い、それをデッサンしながら描かれた物だそうです。全部で20作の高さ5~6メートルある巨大な作品群です。女優や女性等のポスター画で、時代の寵児となったミュシャは、故郷の為に何かしたい、と思いこれらを描いたそうです。熱烈な愛国者だったそうです。

 パリの頃のポスター画は、リトグラフという大量生産出来る方法で販売され、ミュシャは「限られた人のためではなく、一般市民の為の芸術を手がけたい」と思っていたため、その理想とも一致していたそうです。素晴らしい事だと思います。

 自然の植物など、デッサンは写実を極め、その緻密な写生から、女性を飾る素晴らしいデザイン達が生まれた様です。

 

 未だ詳しくは読んでいないのですが、上手な美しい絵は本当に心を慰めます。アール・ヌーボーの頃が極めて有名ですが、そのほかの事も知れて嬉しいです。今度は装飾性の高いデザインブックと、そのアール・ヌーボーの頃の画集を何時か買おうと思います。全てを知りたくなりました。私が10代の頃からずっと好きな画家で、やっと画集を手にできて、本当に嬉しいです。

 明日は、もう一人の好きな画家をご紹介出来たら、と思っています。(予定変更になったら申し訳御座いません。)