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ミュシャ・Ⅱ

 全くミュシャは美しい!! と言うわけで、もう一回ミュシャのご紹介です。

 今日はアール・ヌーヴォー時代のポスターを載せて見ました。他にも沢山有ったのですが、載せきれず残念です。

 女性の肉付きの生々しさ、流れる様なライン、服装の美しさ、バックの優れたデザイン性、どれをとっても綺麗です。

 ミュシャは、小さい頃から絵や音楽に秀でた方だったのですが、絵の道に進み、ある移動中、列車の中で描いたデッサンが大変優れていたため、高貴な方のお目にとまり、そこから一躍有名になって行きます。チェコ出身ですが、パリにて若い頃は大活躍します。その頃の作品です。

 バックの模様は、実際に花を写実的に細かくデッサンして、それを元にデザイン化しているそうです。円を描くのはパターンだったそうですが、何処からこのデザイン性が生まれたのか、真似したくても真似できない素晴らしさです。繊細で、優美で、今だったらこのポスターが街に貼られていたら、盗んだ人が大勢いたことでしょう。麗しい、と言う言葉がぴったりですね。

 

 

 

 

 広告用のも沢山ありますが、連作シリーズも数多くあり、四季だとか、一日の時間の流れを女性で表した物だとか、花、宝石、四芸術、天体など、沢山あります。四季は何パターンもあり、どれもその季節らしくて美しいです。

 今こんなポスターがあったら大ヒットしますね。

優れた物は時代を超えますね。とにかく素晴らしいので、何か機会があったら、是非他の作品も見てみて下さい!

 やっぱり絵は良いですね。心が慰められます。絵や、ポスターのある生活を楽しみたい物です。