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秋の蛙

 雨蛙が好きです。小さいのに限ります。

何時だったかの秋、蛙の卵が2つだけ孵りました。私にも何故あるのか分らない藻が浮かんだようなおけの中で元気に泳いでいました。まじまじと蛙の成長を見たことがなかったので手が生え足が生え、色がだんだん黄緑になって行くのを楽しみに観察していました。一匹の方が成長が早くわくわくしてみていました。少し角張ってきて形が蛙らしくなっていて,いよいよか!とおもいつつ季節は秋、成人して直ぐ冬眠なのか?と危ぶんでいたところ・・・2匹とも死んでしましいました。ショックでした。そもそも何故秋に孵ったのかが不思議なのですが,成長を毎日見守ってきただけにプカーンと浮かんでいる姿にとても哀れを感じ、水が冷たすぎたんだろうな・・・と思いました。大きさも普通より小さいながらも後しっぽが取れれば蛙誕生でしたので、とても悲しく残念でした。自然界には不思議なことがある物ですね。

 雨蛙が好きなせいか蛙の話は結構あるのですが,今日はこの辺にしておきます。