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いわさき ちひろさん

 今京都駅の駅美術館で,「いわさきちひろ」展をやっています。知人がいったので、やっているそうです,というべきですね。

 私はちひろさんの、[絵]らしい油絵のような絵はあまり好きではなく,水彩とパステルで描かれたふわあ、とした感じの絵が好きです。こう書くと随分偉そうで申し訳ないのですが、最初はやはり少し下手なように思います。でも絵描きになって10年もするともの凄く飛躍して上手になられています。やっぱり毎日コツコツ続けることの大切さも思い知ります。勿論元に才能あってのことですが。

←この絵を見ていると「一房のブドウ」というお話しを思い出して,心が切なくなります。子供の悪い隠し事というのは、人によるのでしょうけれど,それで心が引き裂かれてしまうぐらい大きな事で,勇気を出して謝ったとき,受け入れられるとなにはともわれ救われたものでした。子供にも理屈は分っていて、これをしたら何故いけないのかが分っていると本当に心から感じる物がある物ですよね。私にも身に覚えがあります。

 

 

 

←この豆の絵は、豆にも顔が描いてあって可愛くて好きです。子供には皮の張った豆はこんな風に見えるのでしょうか?

 こうして子供の心を忘れていないちひろさんだから、こんなステキな絵が描けたのでしょうか?お近くでお暇のある方は是非、足を運んでみて頂きたく思います。