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映画「日日是好日」

 とても久し振りにTUTAYAさんにゆきました。本で大好きな「日日是好日」を借りて見てみました。本とほとんど同じ出来で,主人公がお茶を習い始めて24年の月日を追ってます。

 俳優さん達が皆上手で、感情移入しながら見ていました。

 直ぐに分かることもあれば,長い時間を掛けなければ分らない事もある,と言う言葉が印象的でした。主人公は恋をしたり色々あるのですが、長い時間を掛けて分ってゆくこと,というのがこの年になってやっと少し分る気がします。自分自身に対してだったり,起こった出来事に対してだったり。

 毎日を新しい日、と思って四季と共にふんわり受け止めながら頑張ったり出来たら良いなあと思いました。

 私にとって田舎暮らしは,暮らしやすくはありませんが,季節を大きく感じて行けるのは田舎ならではだと思います。街では中々難しい。そして時間のかかることはとても多い,と思います。

 何かをゆっくりと時間を掛けて受け止めて消化して行けたら良いなあと思った映画でした。自然が移ろって行き,干菓子が口で溶けてゆくように・・。とても良かったですよ。