雪、少しだけ。

　今朝起きたら一面の銀世界でした。此れはこのまま降り続いたら，足が埋まるぐらいになるかしら？と思って部屋に引っ込むと，１０時ぐらいには止んで，小雨又はミゾレになっていました。今日遠出する予定がなくてほっとすると同時に，今年はやっぱり暖冬なんだな、きっと来年もそうなんだな、と思いました。

　雪が積もった木々は，まるでモンスターのようでしたが、シン，静まりかえった様子に雪は困りものだけどやはり良いな，と思いました。車のタイヤの音でアスファルトは積もっていないことが知れました。

←散歩中に見付けた立派な藪椿の木です。下にも花がおちていて風情がありました。何の世話もせずにこれだけ見事になって花を幾つもつけるなんて，凄いですね，植物の力は。のびのびしているように見えました。雪のよく似合う花ですね。

←雪の石段と紅梅です。此処の紅梅は何時も見事ですが，雪と合わさると又別の趣があって良いですね。雪は見ている分にはとても綺麗です。もう昼には山の上に方の雪はなくなり，道路にも端っこの方の苔をしませているだけとなりました。雪が降ると全てが止まってしまった様な気がします。心まで真っ白になる気がします。大きな木の下を歩くとぽたぽた滴が落ちてきて，傘をさしました。小鳥も森の動物も何処かで寒さに耐えているのでしょうね。今日ばかりは穏やかにゆきたい物です。