· 

黄金の木

   私は銀杏の木が大好きです。見事に真っ黄色に紅葉すると金で出来ているのかと思います。日の光にすかしてみたときもきらきらと金色で、燃えている様です。葉がつき過ぎていて、どんな枝振りかもわからないほどです。

 一番近いバス停に2本の木が立っていて、確か天然記念物ではないかと思います。その木のそばに寄り添うように銀杏と紅葉が堂々とたっています。嫌なことがあってもこれを見ると少しだけ心が癒やされます。

 銀杏の芽吹いたころの葉は、まるで小さな手裏剣のように見えます。小さいのに大人とそっくりな形をして、集って茂っています。春にしか見られないので次の春はちょっと空を見上げて見てみて下さい。とてもかわいらしい銀杏の葉の赤ちゃんです。

 この写真も撮ろうと思ってバイクを止めたけれど、あんまり大きくて美しいのでどこに向けてシャッターを切ったらいいのか戸惑いました。どこをとっても金色。登って見たくなります。とても美しい木だと思います。

 そんなわけで私は銀杏が大好きなのです。東京にいたころ、銀杏が街路樹になっている道があって、良く歩いたものでした。いつか切り絵にします。もっと私の腕が上がったら・・・。

 

皆さん、体には気をつけて今を乗り切って下さい。又、ヾ(*´∀`*)ノ