堀江敏幸

　今日は｢堀江　敏幸」（ほりえ　としゆき）です。

以前直木賞や、他沢山受賞されていらっしゃる方なので､ご存じの方も多いかと思います。

　フランス文学の大学の先生でらして、エッセイ、小説などを書かれます。一寸まどろっこしい様な文章ですが､なんとも惹き付けられる感じで､私は好きです。穏やかな性格が文章から滲み出ていて､ユーモアもあり、ついつい読んでしまいます。｢回送電車｣シリーズや、小説、本の評論、どれも面白く私には合っています。図書館に行くと必ず新作を捜す作家の一人です。

　前にも書きましたが､何か別の職業を持たれている方の書く物は面白いです。勿論文筆業そのものの方も面白いのですが、別の世界を見ている目で書かれた物は、世界観が２つある様で楽しい物です。２つのことに秀でていらっしゃるのも素晴らしく、楽しめます。

　これからも度々好きな本や作者をご紹介して行こうと思っています。皆さんの好きな作家も知りたいですが、やりとりでないのが残念です。