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小澤征良

 昨日の小澤征爾さんの娘さんです。この本は小さい頃の思い出を素直なサラリとした文章で書いてあります。飾らない文章に好感が持て,又、こんな時期を過ごしたのかあ・・・と思ったりします。

 私が好きな話は,一緒に暮らしていた個性的な人が,後年幽霊(?)となって,車に同乗しているという所です。征良さんは直ぐに征爾さんに報告するのですが,征爾さんは疑いもせず「じゃあ本当にいたんだよ」と言います。この全く疑いも否定もしないところがとても好きです。

 手紙を書くのがとても好きだと何かの雑誌で仰って居てそれでさらりとした文章が出てくるのかなあと思ったりします。私もそうなりたいですし、PCになると誤字脱字がとても多くなるので気をつけます。反省。