これは昨日書きました藤城清治さんの本です。この絵を見れば「ああ、知ってる」と思われる方も多いと思います。
ページをめくる度に素晴らしい作品に出会える素敵な本ですが、中でも藤城さんが、「この世界に生きる素晴らしさ、そして生きている喜びを伝えたい」と仰って居るのにとても感動しました。
私なんて、些細な事で天国と地獄を行き来するような自分の質に翻弄され、生きていることが喜びなのか不幸なのかも分りません。只その時を精一杯生きているだけです。
こういう素晴らしい思いをもたれて作品を制作していらっしゃるから、こんなに素晴らしい作品なのでしょうか?
藤城さんの作品を見ると心に光が差し込みます。
茶目っ気もありながら、全体から命を謳歌している感じが伝わってきます。希望の作品です。
イメージすることで作品は変わって来ると言います。
私も目先の事にばかりとらわれず、人の為の何かを伝えると言う、高い志を持って作品を作って行きたいと思いました。