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お祭り

 今日は京都の葵祭りだそうです。お祭りというと日頃の鬱憤(?)を晴らすための派手な感じが多い気がしていましたが,此れは平安時代の装束を着て練り歩くという物で,是非見てみたい物です。この牛車の車輪の大きさ、すごいですね。

 私はお祭りというと,小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の盆踊りというエッセイを思い出します。昔の田舎の盆踊りで,静々と皆が踊り、でもお祭りだというときめきも有り、又、男女の出会いの場でも有り・・・。それが臨場感豊かに上手に書かれています。短衣ので是非1度読んで見て下さい。あの方の感性には驚かされます。とても日本を愛してくれています。「怪談」も純粋な話ばかりで,心が異次元に行きます。夏目漱石と同じ時代の方で少し年上です。

 夏が始まりますね,葵祭りはそんな気がします。