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ノーベル賞

 TVのニュースを見ていると、あれもこれも書きたくなりますが、おめでたいのでノーベル賞繋がりで書いて見ようと思います。

 私は理数系は全く分らず、何故賞を取ったかの理由を説明して頂くと「なるほど~」と思う感じです。LEDライトの時は生活にどんどん進入してきたので何となく理解できます。

 文学で言えば前にも書きましたが、カズオイシグロさんの時は嬉しかったです。ファンなので。

 私はその人そのものより作品が良ければ良いというタイプなのですが、谷崎潤一郎と川端康成が、2人一緒にとるかと思われたほど迷われたそうです。それまでは英語圏の本がほとんどだったノーベル文学賞。結局受賞を検討しているときに谷崎潤一郎が亡くなり、その3年後に川端康成がノーベル賞に輝きました。でも私は谷崎潤一郎のささめゆきが好きで、

あの長いお話が戦争中に戦火の中で必死に書かれたのだと知った時、感動しました。あのたおやかなお話にそんなエピソードがあるのですね。何というか美しいお話ですので、是非読んで見て下さい。明日は島崎藤村に関して書きます。