· 

日日是好日

 この本は映画を観た知人から、借りて読んでいる物です。「さらっと読める」と聞き,最初はそう思ったのですが,中々奥が深いです。未だ途中ですが、お茶の教室というのは,それともこの本ならではなのかも知れませんが、面白く深い物だな・・・と感心します。

 新しいことを始めるとき,必ずメモをとると思うのですが、それはしてはいけない,体が自然に何度も繰り返している内に覚えるから,何年でもそれをやって自分の物にするのよ、と書いてあるのです。確かになんでも結局は体で覚えていくことが9割以上だと思うので,それを先に教え方としてやってしまう、という賢さ。体の方が先に動いてビックリする主人公の気持ちがよく分る気がします。

 短い本ですがこれからが楽しみです。万事が繋がっているというか,あることから色々なことが学べるものですね。後から分ることかも知れませんが。